
息子、生後4ヶ月頃
奥さんに、赤ちゃんの鼻水吸引器の買出しを頼まれた。
鼻水吸引について初めて聞いた時
鼻水吸引?
そんなことしないといけないの?
自分で出せない?
そうなのか、何円くらいするの?
安いやつでいいよね?
いつものように、自然と安易な言葉を投げかけると
話が伝わんねぇな、みたいな表情をするけど
こっちも言われるがままはいやだから必要事項を聞いてるだけなんだよ
しかし、もう否定されたモードになって怒ってしまったものだから
当たり前に自分も怒る
ああ不毛な争いだ、無駄な時間だとつくづく思いながらも争いは簡単に終わらない
お互いに疲弊して自然に距離をとる
家を出て、ドラッグストアにいき、鼻水吸引機を探すと
赤ちゃんコーナーに6種類くらい置いてあった。
各種類の吸引機を手に取り、包装の裏面の製品情報を確認し、小さい息子を思い出しながらどれにしようか考えていると、できる限りいいものを買ってあげたくなる。
奥さんに電話をかけて、欲しい商品を聞き、それを買って帰った。
家に帰り、さっそく息子の鼻水を吸引したが
鼻水はうまく取れなかった上に、息子は見たことないくらい激しく泣いた。
それでも3人で、前に進めたように感じた。

